コピ本制作メモ2回目です。

■道具
基本的に前回と同じものを使用、カッターは普通のを使ってました。
あと100均版ほっちくる…買ってはみたけどあまり安定して針が打てないので未使用。とほほ。

■材料
・本文:画彩 両面上質普通紙仕上げ
・表紙:2番目に綺麗なつやなし用紙
・製本フィルム:フィルムルックス 609

ニチバンやピッチンも試したんですが、フィルムルックスシリーズがやはり綺麗なので続投。
同じシリーズでちょっと価格の低い方へ変えてみた。(貼り直しが出来ないやつです)
コスト減少を期待してA3版相当のデカロール。

(でもmが若干短くて1枚辺りはそんな変わらなかった罠…OTZ)


今回はざっくり写真撮ってみた!
何枚か連続するので続きに入れます。

ヽ(・ω・)ノ
 

とにもかくにもフィルムをサイズにカット。
今回はA3相当サイズだったので、上下も切り離すのが面倒でござった…。
コスト変わらないならA4サイズで…いいかな…ははは。
切る時はA4用紙を当てて切ります。フィルムごと折るのダメぜったい。
シワが寄って貼る時無駄にハラハラするハメに。

切る時は罫線入りの剝離紙が大変有難い。

切ったら端っこをはがします。
当然ですがいきなり全面べろんちょすると変な所同士がくっついたり、
シワになったりして落ち着いて作業できません。
クリアPPだと最初から端の一部だけ剥がれるようになっているんですが、
609はそのままなので折ります。

こんな感じ。
カッターマットで押さえておくと剝離紙がうろうろしないので作業が楽。

紙がフィルムに収まるように調整しつつ、表紙を貼ります。

一気にべちゃっと貼ると高確率で失敗するので、左右どちらかを接着面につけて
反対側へ伸ばすように貼るべし。(←何回かやらかした)
めくる面積はあまり広すぎない方がいいようです。
うっかりくっついちゃう事故が少ない。

ひっくり返すとこんなん。端っこの接着面を点で机にくっつけます。

出来ればつるつるな天板が良。何か作業マットとか敷くのもいいかもしれない。
軽いと貼ってる時動いてしまうので、ある程度の重さか大きさが必要かもですが。
…うちのコタツ天板はもうボロボロなので普通に貼っている横着者ですハイ。

空気を抜きながらちょっとずつ端っこまでフィルムを貼ります。
専用の道具もあるみたいなのですが、私は100均のカッターマットで。
持ちやすいサイズなので重宝してます。

貼り終わったら後ろに剝離紙を張ります。
あちこちくっつくとうっかり折ってしまったりするので…。(←やらかした)

ここでもカッターマットでずあーっとシワを伸ばしながら貼ります。
ついでに後ろから好きなだけこすって定着させる。
大事な紙が傷まない!やったね!

表に返して切ります。
はっきり境界が見えるので表から切ってますが、あまりべたべた触れないし
裏から切った方がいいのかな…とも思います。現在模索中。


切りました。A4のカッターマットとかあったら楽なんだろうなと思いつつ。
A5本ならこれだけでいけないこともない。


折っておいた本文と合わせてほっちくるでパチン。
最初は表紙しか折らずにパチンしてから改めて本文を折るっていうのも
見かけたのですが、やりにくかったので折ってからにしました。

端っこを揃えたままホッチキスできるのであれば、折らない方がいいのかもしれない。
私にはそれが出来ない…不器用…(遠い目)
表紙はしっかりめに折ってあるのを、ちょっと広げると本文の背との間に隙間が出来にくい。
気がする。心持ち。


ホッチキスしたら表紙からはみ出した部分をざっくり切って完成!ぱふぱふー!
厚みがあって膨らんだり反ったりしてくるので、重いものの下に置いておきます。

今日製本したやつも大絶賛寝押しなう。


【メモ】
■化粧断ち(?)は力を抜く
 前回は力を入れたまま切ってたんですが、今回は力を抜いて何回も切るようにしました。
 10冊ちょい製本してたけど指があんまり痛くなかったので、力は入れたらアカン…。
 そして紙があんまり切れないなーと少しでも思ったら速攻刃を折るべし。
 切れないのは!力加減とかではなく!刃の切れ味落ちてる!もうちょっと…とか考えない!
 切れないなーって何度も往復させてた部分が刃折った直後に終わった…。

■ホッチキスした本文は開いて少しきつめに折っておく
 ふんわり折ってるだけの状態よりより、多少ぱらぱらめくりやすくなるかなーと。
 が、冊数つくると手間かかる割に改善されてるのか分からなくなってくる。
 要検証。

■フォトショのデフォルトラック、だめゼッタイ。
 黒がベタッと入っていた今回の表紙で、黒の数値を見ずに印刷をしていたら黒インクで
 画面が汚れる事案頻発。上手くいってもベタの部分がボコボコになってしまった。
 きちんと黒の数値は調節しないとだめっぽい。
 うちのプリンターだとC:40 M:15 Y:15 K:100あたりが好みの黒な感じ。
 もう少し下げられたらインクも節約できるかもしれないとか思っている…。


表紙に使うフィルムとしてはやはりフィルムルックスが適度な気がします。
ニチバンは厚みがちょっとあり、ピッチンは表面がボコボコで好みが出る感じ。

しかし単価が高い…業務用…かなぁ…。
関連する記事
コメント
コメントする